3月中旬高齢者向けクーポン発送 稚内市ワクチン 医療従事者は札幌などの後

 稚内市の新型コロナワクチン接種対策室は、市民への接種方法について市内9の医療機関で個別・集団接種の2通りの方法で実施する準備を進めている。
 米製薬大手ファイザーのワクチンを国が14日に正式承認したことを受け、17日から医療従事者向けの接種が札幌、岩見沢、釧路、函館にある道内7国立病院で始まり、その後は1カ月ほど副作用などがないか健康調査した上で次の医療従事者向けの優先接種が行われることになっている。
 稚内市接種対策室によると、ワクチン接種の対象となる16歳以上の市民は約3万3000人いる。当面の間、確保できるワクチンの量に限りがあるため国が示すスケジュールに準じて医療従事者、65歳以上の高齢者、高齢者以外で基礎疾患のある人や高齢者施設などに勤務する人、それ以外の一般の人の順で接種することになっている。
 4月から始める予定の高齢者は約1万1000人おり、市では高齢者には接種クーポン(2回分)を3月中に発送する予定で、その後、対象者に順次送付する予定にある。

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