徐々に春の足音 クサンル川氾濫防止で除雪作業

 雪融けによる河川氾濫を防止するため、クサンル川上流で除雪作業が行われている。
 緑から大黒、末広地区を流れるクサンル川は冬場、凍った河川に積もった雪や民家から運び出される雪で川が堰き止められた状態になる。
 融雪期に入ると川沿いの住宅密集地・緑地区で河川氾濫を防止するため例年は3月から行っている除雪作業だが、今年は雪が多く、暖気が入った12日以降は雪融けが進み、洪水の恐れがあるとして、緑地区を担当する業者が作業を行っている。
 14日は稚内の最高気温がプラス4・3度まで上昇。15日も3・5度と平年より5度以上も高く、暖気で雪融けが進む中、業者は雪が多い所を重点的にショベルカーで河川の雪山を崩し川底を掘り起こすなどして川の水が見えるまで除雪作業を進めている。この除雪が始まると春はそこまで来ている。

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