時の話題 「カーリング大会」

 みどりスポーツパーク新カーリング場の杮落しとも言えよう第38回全農日本カーリング選手権大会が8日から7日間開かれた。家でテレビ観戦したが熱戦多く手に汗握る対戦によって新たなカーリングファンが生まれたのに違いない。
 マスコミサイドから物申すと感染防止に関してのチェックは厳しかった。各メディアからの取材者は1人に限定され大会の2週間前から体調管理シートへの記入を促し開幕直前にはPCR検査を受けた。開催中の競技する選手以外の会話を極力抑えマスク着用、手洗い励行はじめ微に入り細に亘っての防止対策によって大会が成功裡に終えたことは関係各位の並々ならぬ努力が結実したからであろう。
 昨14日の男女決勝戦は息を呑むほどの好試合をし、改めてカーリングを堪能させて戴いた。2試合とも3時間を超える熱戦だったが勝利への執念が勝ったコンサドーレと北海道銀行が勝利した。
 男子は王者コンサドーレに常呂高校生から成る常呂ジュニアが大健闘し、一時3点を取り逆転したものの、逆に3点取られ再逆転されたのが悔やまれる。
 女子はロコ・ソラーレのスキップ藤澤選手の調子が今ひとつとはいえ6年ぶりの日本選手権覇者を目指した道銀の勝利への飽くなき執念がもたらした優勝であった。
 コロナ禍にあって徹底した感染防止対策とスムーズな運営に腐心した日本、稚内両カーリング協会のご苦労に讃辞を贈ると共にいつかまた同大会が開催されるよう望んでいる。
 そして、その選手の中に稚内出身者がいることも祈っている。

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