〝雪の妖精〟シマエナガ街中にも 60代女性が撮影

 「雪の妖精」の愛称で親しまれる野鳥〝シマエナガ〟が街中に現れたのを、市内の60代女性が撮影した。いつもは豊富などに出掛け撮影するのに苦労していただけに「こんな身近な所にもいるとは思わなかった」と驚いている。
 シマエナガは北海道に生息するエナガの亜種で体長は14㌢ほど。フワフワとした真っ白な羽毛に包まれたフォルムと、つぶらな瞳が愛らしいのが人気を呼び、最近は写真集やカレンダー、お菓子やグッズのモチーフにもなってファンが増え、その存在が広く知られるようになった。
 カメラ愛好歴6年になるという女性は、いつも豊富や兜沼などに出掛け、小さい体の鳥だけに動きも素早く、遭遇し写真を撮るのにも苦労していたそうだが、5日午後2時過ぎ中央地区の裏山近くの住宅街を歩いていたところ、カラスが鳴き騒いでいた木に目を向けると枝に止まっていた数羽のシマエナガを見付けた。
 約10分ほどの撮影時間だったが、「意外と人の生活する場所で生息していることに驚きました。シマエナガは首を傾げる仕草が可愛らしく、今度はその姿を写真に撮りたい」と話していた。

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