氷上で日向ぼっこ 抜海漁港にアザラシの群れ
港内のほとんどが氷に覆われている抜海漁港でアザラシが結氷した氷上で日向ぼっこを楽しんでいる。
今冬は氷点下10度を下回る日が続き、例年より港内結氷が早く進んでいる抜海漁港に今冬一番の寒気が流れ込んだ3日、港内全域がほぼ氷に覆われ、氷の上に上がるアザラシが見られるようになった。
晴れて穏やかな天候となった週末の6日午前、氷上に50頭ほどが確認された。
アザラシがよく集まる西側砂浜の観察場所までは除雪が入っていないため立ち入ることはできずに岸壁から50㍍先の氷上のアザラシを見物していた名寄から来た観光客は「流氷の上にいるようなアザラシを見ることができ感激しました」と思わぬ氷上の群れに喜んでいた。