週末雑感
この1週間は酷寒期の厳しさを教えてくれた。大雪は降るは、最高気温が氷点下10度を下回るは散々だった。
この間には居住地など全て非公表のコロナ感染者が5人発表されたこともあり落ち着かない1週間でもあったが、コロナ新規感染者は稚内以外の町村でしかも家族間の伝染だったようなので一安心している。
中央ではワクチン接種の動きが活発化しており率先役の医療従事者への接種は今月17日から始めるようで、外国からのワクチン空輸で全日空(ANA)が準備を急いでいるとの報道もあった。
相変わらずの体たらくは政界で、自民・公明の与党議員が緊急事態宣言下の東京都銀座などの高級クラブやキャバクラに飲みに行き〝文春砲〟に暴露された。党籍を離脱するどころか公明党議員に至っては国会議員を辞めてしまった。
この行いを遺憾とする菅総理の足許でも民間会社に勤める長男が総務省官僚に酒席を設け接待し、元総理で東京五輪大会組織委員会の森喜朗会長が女性を蔑視するかの発言で謝罪する。
筆者思うに森さんは会長辞職に追い込まれるだろうし、長男の事案では菅総理は今以上の窮地に立たされるのは必至の状況で、解散権履行は兎も角、自民党総裁再選、つまり総理再選は薄らいでいくのであるまいか。
小泉政権後がそうであったよう安倍後は短命内閣が続く可能性が高く、何代か総理が続いたあとの下野も現実味を帯びてくる。
立憲民主党の枝野代表への不信感が個人的にあるものの、政権交代だって夢ではない。