流氷入ったかのように はまなす、声問前浜
はまなす、声問などの海岸から沖合いが結氷に覆われ、流氷が接岸したかのような光景が広がっている。
強い寒気が入っている稚内地方は、3日に氷点下15・2度まで下がり今冬一番の寒さを観測。最高気温も氷点下12・3度までしか上がらず、2019年2月以来2年ぶりに最高が氷点下10度を下回った。
4日午前中も最高は氷点下10・8度と厳しい寒さになり、はまなす地区などの岸から沖合いまで数百㍍が氷に覆われ、積もった雪で白い大陸が現れた状態となり、消波ブロックに打ち寄せた波のしぶきが凍り氷の造形物ができている。
稚内地方気象台によると、5日も最低気温は平年より3度低い氷点下11度まで下がる。水道管凍結や船体着氷などに注意を呼びかけている。