稚内市がコロナ終息見据えタイ人招く 宗谷岬、旧瀬戸邸など訪問

 SNSを使って観光情報を国内外に発信する〝インフルエンサー〟を招いたインバウンド事業で、国内在住のタイ人女性ライター2人が来市し2日、旧瀬戸邸など稚内市内の観光スポットを取材した。
 新型コロナウイルスの影響で外国人観光客の誘致が困難な状況が続いているコロナ前に宗谷エリアへの旅行者が増えていたタイからコロナ終息後の誘客に繋げるため稚内市が招いたもので、旧瀬戸邸、宗谷岬、北防波堤ドーム、稚内駅などを取材して回った。
 日本文化にも関心があり稚内和服でおもてなし実行委員会の協力により着物姿で冬のスポットを巡った2人は、旧瀬戸邸で常勤スタッフの案内を受けながら1階の宴会席を再現した大広間、茶室など邸内を隅々まで見て回った。
 同行していた市の担当者は「今はインバウンドは難しい状況ですが、稚内の観光情報を強化し提供し続けることでコロナ終息後に稚内に来てもらえるよう魅力を発信していきたい」としている。

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