週末雑感

 何かとあった1週間だが無事終えそうだ。
 コロナは前回の新規感染発表から2週間経ち、当地に関しては都会の喧騒をよそに気の緩みさえ感じられる昨今だが、現実問題として〝夜の街〟の営業は儘ならず店主・従業員ともども厳しい状況下にある。
 旧ろう12月15日、市立病院に設けられた発熱外来では今月15日までの20日間(平日開設)で144人の電話受付があり、このうち実際に99人が受診しPCR検査を受けた結果、陽性者3人いたことが市議会常任委員会で明らかにされた。
 3人に関し思い当るふしがあるものの、小欄の始めに2週間、新規感染者が出ていないと触れたよう感染拡大無く現在に至っているが、あの狡猾なウイルスである、どのような局面において感染するのやら判りはせず、気は弛緩しているとはいえど油断はできない。
 世界的な感染拡大(パンデミック)から1年経つと「コロナは友達」ごとくの常に至近距離にあるモノのような錯覚もあるが、何せ感染すると命さえ奪われかねない訳だから友達というより仇敵といえようか。
 この仇敵をブロックするワクチンの国内接種は最初、医療従事者を先行し、3月下旬には65歳以上の高齢者、続いて一般国民へ―とのスケジュールを組んでいたが、河野接種担当大臣によると若干遅くなりズレが生じているようで高齢者接種は4月以降になる公算が強くなっている。
 完治薬でなく感染を最小限に抑え、仮に感染しても重篤化を防ぐワクチンなのだが、全世界の人々は一日千秋の思いにある。

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