厳寒の空に幻日出現 きょう今冬一番の寒さ観測
今冬一番の冷え込みを記録した稚内上空で26日朝、太陽と同じ高さで別の光が見える「幻日」現象が現れた。
幻日は太陽光が空気中の水や氷の柱に屈折して生じる自然現象で太陽が低い位置にある時間帯に見られることが多く、冬の朝に出やすいとされる。
放射冷却現象により開運で氷点下11・4度まで下がった26日朝、市街地から声問方面へ向かっていた市内の会社員が東の上空で太陽の左側に現れた幻日を撮影したもので「僅かな時間でしたが太陽の左側で縦に伸びる虹色の光が見れました」と話していた。