きのう朝、海上に秀峰利尻富士 今年初めて全貌見せる
晴れ間が広がった24日朝、西浜地区などから今年初めて利尻富士の全貌が見えた。
冬の間は雪の降る日や曇りの日が多く、晴れても山頂付近が雲に隠れたりして山全体が見えることは少ない利尻富士だが、晴れ間が広がり放射冷却現象で氷点下10度近くまで冷え込んだ午前7時~8時過ぎにかけ全貌が姿を現した。
この時間帯は緑から坂の下方面に向かう道道稚内天塩線沿いの駐車帯に車を停めて、カメラやスマホで写真を撮る人がおり、日本海に浮かぶ神々しい利尻富士を撮影していた。
2015年から毎年10点ずつ利尻富士の写真を撮り、100作品を目指している西浜4の写真家・斉藤マサヨシさんは「1月は毎年雪の降る日が多く全体が見えるのは数回程度。24日は朝の時間帯だけだったが、昨年12月27日以来1カ月ぶりに全体を見ることができた」と話していた。