大雪禍、年明け以降一気に増加 今月上旬は93㌢の降雪
稚内の今冬1月上旬~中旬の降雪量は160㌢と平年より53㌢も多かった。
稚内地方気象台によると、昨年11月~12月末までの降雪量は125㌢と平年より88㌢少なかったが、年が明け1月上旬(1日~10日)は93㌢(平年52㌢)中旬=11日~20日=67㌢(同58㌢)と、いずれも平年を上回った。
年明け以降、最低気温が氷点下10度前後と平年より低めに経過したことに加え、雪雲が稚内上空に停滞したことなどにより大雪となた。6日25㌢、9日20㌢、10日23㌢、13日10㌢、14日11㌢、16日16㌢と10センチ以上降った日が6日間もあった。
少雪だった昨冬は上旬~中旬10㌢以上降った日は1回もなく、降雪量は平年より68㌢少ない39㌢だった。