稚内観光に訪れる 豊富観光協会モニターツアーで10人がドーム、瀬戸邸など

 豊富観光協会による地元民を対象にした稚内、豊富を巡るモニターツアーが21日、北防波堤ドームなど稚内市内の観光名所で行われた。
 新型コロナウイルスの影響で遠距離の旅行が難しい中、地元の人達に近場の魅力を知ってもらおうという〝マイクロツーリズム〟というツアーで、感染予防に配慮し40人乗りのバスに10人募集し実施した。
 ツアー初日の21日、豊富からバスで北防波堤ドームに立ち寄ったモニターツアーの一行10人はガイドからドームや稚泊航路の歴史など案内を受けながら観光した。このあと一行は旧瀬戸邸や北門神社などを巡り、22日はサロベツ湿原センターでスノーシュー体験などする。
 豊富観光協会の担当者は「コロナ禍で遠くへの旅行が難しい中、地域の観光資源の再発見と磨き上げを行い、近場で楽しむ観光の在り方を考え実施しました」とし、参加した50代女性は「ドームのことは知っているが、改めて歴史など詳しい説明を受け勉強になりました」と話していた。

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