時の話題 「除雪に休みなし」
この1週間、連日のよう降雪があり14日と16日は暴風雪だったことから市道の除雪が行き届かず、市民から相当数の苦情があった。
14日はまだしも16日の暴風雪はひどいもので枝道どころか国道など幹線道路の交通も間々ならず雪に埋もれ動けなくなった車両が相次いだというのに、除雪重機は出動せず、市役所に連絡しても「パトロール中です」と呑気ののの字の返答ばかりで危機感が欠如していると言ってもよい状況であった。
16日は役所が休みの土曜であった。稚内市内で週休2日制の会社は少なく小社も新聞を発行しているが、富岡に住む2人と潮見の1人から朝、除雪されておらず出勤できないとの連絡があり、富岡の2人には国道(238号)まで歩いて来るようにとの指示を出し、会社から出動した4輪駆動の車両で出勤するという事態となり、やっとのことで新聞製作が可能になった。
新聞が出来ても50人余りいる配達員への配送が各地域で道路が寸断状態だったことから叶わず、結局、地域によっては翌日曜配達になってしまった。
被害は軽微で済んだものの、市の除雪が行われない事に筆者は「税金払わないし、納めた税金も返してくれ」と怒り心頭になった。
猛吹雪で二次災害も懸念されたろうが、頼りは重機除雪である。機動的に運用するよう市には求めたい。
それと今冬は市街地国道の排雪が遅い。今週から始めたばかりで此方も税金を返してもらう。
週末といえど呑気に休んでいられないということ肝に銘じよ。市民の声である。