時の話題 「押し迫る年の瀬」

 年が押し迫って来ると何故かしら起床する時間が早くなる。50代からなので10年以上続いている。
 夜が長い今時期は起きても真っ暗な上、新聞も配達されず手持無沙汰になる。仕方ないので弟亡き後、世話している金魚を眺め退屈な時間を過ごす。
 ところで早起きは小紙正月号作りの緊張感にも関係しているかと思うも若い時に比べ仕事量は格段に減っているので当てはまらず、あれこれ考えた結果、「ははん」と納得する。年のせいなのだ。
 正月号での大仕事と言えば市長はじめ吉田道議、中田商工会議所会頭、増田信金理事長4氏へのインタビューなのだが、10年もやっていると互いに緊張感なく普段の対談のような趣になり、当方も肝心要な事を質問せず終えることがあり全く以て締りがない内容になる年がある。
 市長らの返答に味気ないと感じましたら筆者のせいだと勘繰ってもそう遠くはない。
 今年は新型コロナウイルス感染という途方も無いことによって稚内の懸案事項が掻き消された感あるも、不要不急の外出自粛とやらの中、それこそ粛々と進展した事もあり良いのやら悪いのやら。
 昨日の毎日新聞を見ていると国内のコロナ感染者が20万人を超えた由。5万人刻みで要した日数は春先の第1波、夏~秋の第2波、それ以降の第3波と経つ中、直近3波の感染拡大が顕著になっており、感染者が比較的少ない稚内にあっても地方に遠出するとかは極力慎むべきであろう。
 ちょっとした油断がとんでもない事態に発展するのはよくある事だからだ。

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