コロナにめげず出荷 ルァラル・コア マイクロリーフなど生産

 ノシャップ5のビニールハウスで葉物野菜などを生産している「ルァラル・コア」でXマス、年末用のマイクロリーフなどを栽培している。
 今年は新型コロナウイルスの影響により3月以降、全国のレストランやホテルなどの休業が相次いだことで、売上が例年の3~4割も落ち込んでいる状況が続き、今も感染拡大により先行きは不透明な状況だが、Xマス時期が近付くと毎年注文が増えることから、冬場も安定供給ができるよう床暖を取り付けたハウス内で「小松菜」や「カイワレダイコン」などのマイクロリーフを生産している。
 今年はインスタグラムなどのSNSでマイクロリーフ、ハーブなどの商品をPRしたことから取引先も増え、現在は全国20店以上のホテル、レストランに出荷している。
 コロナ禍で生産・出荷量も落ち込んでいる状況だが、村上勇一社長(68)は「注文してくれるシェフがいる限り、それに応えられる美味しい物を作って届けたい」と話していた。

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