北光園ひかり菜、新種開発にも挑戦 生産順調で安定運営
北光園の最北の野菜工場ひかり菜は、主力商品のフリルレタスを中心に安定生産するととともに、将来を見据え新種開発の試験も行っている。
北光園で就労する利用者の賃金アップを目的に始めた水耕栽培事業は、今年9月で3年経過し、今では管内のスーパーなどにフリルレタスを納品するようになり、事業は軌道に乗ってきている。
現在は1日当たり360株を収穫し、僅かなスペースを活用しながら他の品種の試験栽培を繰り返している。
職業指導員の天池勝義さんによると、人気の高いフリルレタスの栽培が最優先だが、次世代に繋がる商品開発のため、新品種の生産にも挑戦しているとし「一番は利用者の賃金を上げるため沢山の商品を買ってもらえるよう努力しています。それとともにフリルレタスに匹敵する新しい野菜を作ることが出来れば」と話していた。