時の話題 「大雪を前に」
以前、小欄か「天北堆」で二十四節気は寒くなるほど北国の時候に合ってくるなどと書いた覚えがあるが、「小雪」の22日を境にし冬の佇まいが濃くなりけさの出勤時には滑ること。港1のT字路交差点ではスリップした車があわや電柱に衝突しそうになっていた。
それはさて置き連休の間、皆さんは行動を自粛しましたかな?食品の買い物など抜かし不要不急の外出を控えるなどコロナの感染予防に努めたことであろうと推察する。
先月下旬~今月初めの市民感染者はいずれも札幌などに仕事に行き移されたもので同じ職場で何人か感染したようだが症状軽く、その後、稚内市民の間に感染が広がっているという情報は無いので一息ついている。
利尻富士町での集団感染は困ったものだが小康状態をある程度保っており感染拡大の徴候なく安心しているものの、抜かりなく防止措置は講じて行かなければなるまい。
冒頭の二十四節気の話に戻し、来月7日は「大雪」で本格的な積雪期となる。警察によると積雪期の最初の頃が最も車も歩行者も滑る時期であり、慎重な運転と歩行が求められる。不幸は突如として眼前に現れるということ忘れないようにしたい。
コロナ、インフルエンザなどウイルスばかりでなく雪と寒さとの闘いも始まる。二重・三重苦どころか多重苦の冬を迎え、その仇敵に立ち向う覚悟が必要な4カ月になる。
師走、正月、厳冬を乗り越え無事春を迎える事が出来るのか。市長の言う通り「感染防止の積み重ねが必要」なのは論を俟たない。