東京パラ出場への期待膨らむ 藤間征樹選手が2種目で準優勝

 今月5日から4日間群馬県前橋市で開催された全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(エリート・パラサイクリング)に出場した稚内出身の藤田征樹選手(35)=藤建設=が2種目で準優勝した。
 コロナ禍では今回が初の国内公式戦となった藤田選手は、7日に行われた男子1000㍍タイムトライアル(運動機能障害C2・3)、8日の男子3000㍍個人追い抜きでともに2位になった。
 北京、ロンドン、リオの3大会のパラリンピックで銀メダル2つ、銅メダル2つを獲得し来年、東京である大会を目標としている藤田選手は今回の結果などを振り返り「自己ベストや優勝には届きませんでしたが、コロナ禍でも続けてきたトレーニングの効果をレースで確かめることができました。来年の大一番の出場を目指して頑張っていきます」とコメントした。

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