時の話題 「水をさすでない」
地方での医療充実が叫ばれ久しい。稚内では市立病院を中核にし勤医協宗谷医院、稚内禎心会病院、森の風クリニックほか診療所(開業医)があり、稚内市民だけでなく北宗谷地方の住人にとって掛替えのない存在としてあるのは論を俟たないが、地方の医療にとって欠かせないのが診療所であり、掛りつけ医として貴重な存在なのは語るまでもない。
今回の本題は地方医療の充実もあるが、留萌管内から進出してきた開業医院が2年前に解雇(というより解雇せざるを得なかった)した看護師の誹謗中傷が尾を引き、解雇し2年も経つというのに有らぬ噂に悩まされているという話である。
そんな事を何故、小欄で触れなければならないかというと、当初(2年ほど前)開院した記事を載せ電子版、HPでも紹介したところ、解雇された看護師とみられる人の怨みつらみを綴った書き込みがあり、その書き込みを小紙が知らず数日、放置しておいたものだから不特定多数の人々に悪評として拡散してしまい、その影響が2年経った今も続いているのだという。
医院関係者から数日前に電話があり判ったもので、今回の遣り取りでは何やかやあったものの納得して戴いたという経緯があったこともあり小欄で書く事になった訳である。
筆者は以前、インターネットをしていたが何かの書き込みで小紙というより筆者への雑言があったことがあり、その後ネットを一切止めた経験があるので医院関係者の気持ちはよく分かる。
医療の充実に水をさすことは厳に慎まねばならない。