時の話題 「冬が正念場」

 寒くなったらウイルスの活動が活発化し新型コロナの感染者は増えるだろうとの予測通り道内の感染者が90人を超えた日もあり拡大している。だからであろうか、稚内市内では一般ドライバーのマスク着用が以前に比べ増加している。
 車中は同乗者が居ない場合、個人空間なのでマスク着用に神経質にならなくてもよく、実際、日常生活でマスク着用を徹底している人も車中だけは外しリラックスしているようだが、過日、稚内市民に初感染者が出たことも相俟って寒くなりインフルエンザ予防も兼ねた着用派が多数を占めるようになった。
 マスク着用が常態化し10カ月も経つと慣れてしまい違和感なくなるが、はからずも忘れてしまう事もあるので厳に注意しなければなるまい。
 道は、道内全体で感染リスクを低減させると共に疲弊する経済状況において事業の継続とビジネスチャンスの拡大という観点から新北海道スタイルの方向性を示し、道民と事業者に対し協力を求めている。
 この中で咳エチケット(マスク着用など)手洗いの励行、3密を避け距離をとり小声での会話、換気のほか飲食含めた消費行動でテイクアウト(持ち帰り)、デリバリー(宅配)を求めているが、これから氷点下まで下がる厳寒期を迎えるに当たって換気イコール外気を取り込むという点では家庭や事業所での工夫が必要で、感染拡大の折でもあり冬季の防止対策と意識づけが重要になる。
 桜が咲く頃までは収束に向かうよう努めなければならず、この半年が正念場になる。

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