時の話題 「今年のパ・リーグ」

 プロ野球のセ・パ両リーグの優勝チームが決まった。パリーグはソフトバンクがすんなり決まるも2位チームとのCSがあり、セリーグはジャイアンツの2連覇が決まりパリーグ覇者と対戦する。
 セリーグの試合はほとんど視聴していないので巨人の強さの要因は分からないが、日本ハム戦を中心にほとんど毎日のよう見てきたパリーグでのソフトバンクの強さは打線の厚みと投手含めた守備の鉄壁さであろう。
 故障者が続出し、キューバの2選手がコロナによって来日できないという戦力ダウンの状況にも拘らず、本来控えの選手たちの活躍は2軍以下の強化が重層的にしっかり出来ているためで、キューバの選手らが揃ってからの最終盤の連勝はその最たるものだった。
 投手含めた守備もつまらぬエラーが他チームに比べ少なく日ハムとは両極だった。ハムのエラー数はぶっちぎりで多く選手個々のお粗末さばかりでなくコーチ陣の指導にも問題があり、小笠原コーチの加入で打撃力が大幅にアップしたのとは事を異にする。秋季、来春キャンプでのしごきに期待したい。
 ゲーム差が一時ゼロになったロッテの最終盤の連敗はコロナ感染者が出たことでの戦力ダウンによるもので、結局はソフトと違い戦力に厚みが無かったということになるのか。
 コロナによって今年の開幕は約3カ月遅れの6月19日でパリーグは同一チーム6連戦との過酷な日程で選手たちは疲労困ぱいの態であったろう。そのような状況下でも野球観戦を楽しませてくれた全チームの皆さんには心から感謝申し上げる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ニュース

次の記事

天北堆