大沼に珍鳥ハクガン飛来 大沼で週末に確認
大沼で道北地域などではほとんど見られないハクガンが確認された。大沼で秋に飛来したのは昨年10月26日以来2度目となる。
常勤ガイドの遠島幸吉さんによると24日午後2時過ぎ、バードハウス前でハクチョウの群れに混じって羽を休めていた1羽を発見。翌25日午前中は、最初に見つけた場所から少し離れた所で確認し写真に収めた。
ハクガンは絶滅危惧種の中でも最も絶滅が危ぶまれているIAに分類され、北極海にあるウランゲリ島で繁殖し、日本には冬鳥として北海道には道東の一部の地域に飛来する。
25日夕方までに沼から姿を消したが、遠島さんは「週末は滅多に見ることができない珍しい鳥に、訪れた人は喜んで見ていました」と話していた。