ロシア料理教わる 永住帰国者が市民と交流
稚内日ロ経済交流協会主催のロシア料理教室が22日、勤労者会館で開かれ、参加者がロシアの家庭料理を学んだ。
サハリンからの永住帰国者との交流とロシアの伝統的な料理を学ぶ機会にと初めて開催されたもので、主婦ら6人が参加した。
永住帰国者で市内在住の川瀬アイ子さん(豊原市出身・現ユジノサハリンスク市)と関戸ナオ子さん(敷香町・ポロナイスク市)の2人からギョウザに似た皮にキャベツなどを詰め込んだ「ヴァレーニキ」、赤い野菜ビーツやジャガイモなど混ぜたサラダ「ヴィネグレット」、ロシア風クレープ「ブリヌィ」の3品を教わった。
ロシア語を学んでいる恵比須3の村上さおりさんは「ロシア文化に興味があり、参加させてもらいました」と話し、ヴィネグレットの調理の指導を担当した関戸さんは「ビーツはとても体に良く、稚内でも買えると思いますので、家庭でロシアで定番のサラダを作ってほしい」と話していた。