ハマニンニク1000株植栽 飛砂防止に抜海漁港で

 抜海漁港近くの砂浜で21日午後、砂の飛散を防止するためのハマニンニク植栽活動が行われた。
 強風で砂浜から飛散した砂が、船揚げ場や道路に堆積するのを防ぐため、20年以上前から地域住民が中心となり実施。平成20年からは稚内開建が主導し行っている。
 昨年は、漁港の砂防柵設置工事のため中止され、2年ぶりの活動には、抜海町内会、稚内漁協などで構成される稚内地区マリンビジョン協議会の会員20人が参加した。
 参加者は250平方㍍の砂浜にハマニンニク1000株を植えていた。
 斉藤敦志稚内港湾事務所長は「長年に亘り取り組んだ効果が少しずつ現れていると思います」と話していた。

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