天北堆

 年の瀬を前に路頭に迷うとは。心中お察し申し上げる。サンホテルに続きサハリン一時帰国者をもてなし、稚内記者クラブも誰かの送別会でお世話になったホテルおかべが倒産してしまった◆有為転変の世の中とはいえ一時代を築いた店や会社が無くなるのは同じ時代を歩んできた者として物淋しいものがある◆この憂き目を何処の会社とて合わないとは限らず正に無情だ。人の命に限りがあるよう会社だって限りがあり命運では語りつくせない◆人生の下り坂に入っている我が身にも応える辛さである。

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