森林組合ホダ木に椎茸なる 生育遅れ数少なく
食欲の秋を迎え、稚内市森林組合が販売しているホダ木に食べ頃のシイタケがなっている。
ナラの間伐材を使用し3年前、シイタケ菌を植えたホダ木は、数日前から実を付け始めた。
シイタケの成長には朝晩冷え込み日中は暖かという寒暖の差が必要で、今年は9月の気温が暖かかったことから生育が例年より遅く、今週に入って気温が10度以下まで下がったことで漸くシイタケが姿を現した。
実を付けたホダ木は30本ほどしかなく販売できる数は少ないが、佐藤正成代表理事組合長は「気温が漸く下がってきたので、あと1~2週間程度したら実を付けたホダ木が増えると思う。その時は是非、購入してほしい」とPRしている。