珍鳥ハクガン撮影 兜沼の牧草地で門馬さん
萩見に住むアマチュアカメラマンの門馬悦子さん(72)が、兜沼の牧草地で絶滅の恐れがある野鳥ハクガン1羽を撮影した。
シベリアなどからの渡り鳥の飛来が多くなった9月下旬から野鳥の写真を撮りに出かけているという門馬さんは1週間前、兜沼の牧草地にマガンなどの写真を撮りにいったところ、群れに混じって1羽のハクガンを発見し写真に収めた。
ハクガンは環境省のレッドリストで絶滅の危険性が極めて高い絶滅危惧ⅠAに分類され繁殖地の北東シベリアなどから日本には越冬するため本州や道東の一部地域に飛来する。
車を走らせていた時に道路直ぐ横の牧草地で羽を休めていたそうで、門馬さんは「ハクチョウかと思いましたが、小さくハクガンと分かった時には急いで写真を撮りました」と話していた。