年金知識とセカンドライフ 道社会保険協会のセミナー
一般財団法人北海道社会保険協会主催の年金とナイスライフセミナーが25日、サフィールホテル稚内で開かれ、年金の仕組みなど基本的なことに加え年金調整や税金との相関など広範に及ぶ講話に、コロナ禍で絞られた参会者は傾聴していた。
同協会のセミナーは道内16地域ごとに開いており、講師はファイナンシャルプランナーの須藤臣女史が務めている。
須藤さんは、年金制度は国民年金と厚生年金などから成り、支給年齢は65歳を原則とし前倒し支給されたり後ろ倒しされるなど選択する余地がある中、夫婦の場合、妻の方に65万円の特別支給(63~65歳)、65歳以降は特別加算(約1・5万円)の振替加算があることなど一般の人には難解とされる年金について説明していた。
午前9時からの1部に続き休憩を挟み行われた2部では退職後のセカンドライフに向けた生活設計とマネープランについての講話があった。