一部釣り人マナー欠如 サケ釣り 漁港内で用足すなど所業

 秋サケ釣りが最盛期を迎えている稚内の漁港で、周辺の草むらなどで用を足したり、迷惑駐車などマナーが悪い釣り人がおり、近隣住民からクレームが出ている。
 漁港でサケが釣れるようになった今月上旬以降の早朝や夕方にかけ宗谷、東浦、西浜、声問など漁港は釣り人で賑わっており、先週末から地元だけでなく札幌など地方から来る人たちで混雑を見せている西浜漁港では、釣り人によるごみのポイ捨ては以前より少なくなったものの、周辺には公衆トイレがなく我慢できなくなった人が草むらや陸揚げしている船に隠れるなどして用を済ませているという。
 西浜の漁業者は「サケが釣れてから特に週末になると港内は車でびっしりになる。草むらには投げ捨てられたティッシュが落ちており、釣りをするならマナーを守ってほしい」と話していた。
 迷惑駐車で水揚げされた魚を運ぶトラックが入れないなど支障をきたしている港もあり、漁業者や周辺住民からの苦情を受け、稚内市や稚内漁協など関係団体が15日午後、サケ釣りでマナー違反が目立つ宗谷、東浦、声問、西浜の4漁港を回り、ルールを守り漁業活動の妨げとなる場所での駐車を止めるよう呼びかけた。

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