秋観光で道内外からツアー 徐々に団体客増える
今月に入り秋観光で道内外から稚内入りするツアー客が少しずつだが増え景勝地巡りをしている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け市内で春以降、見掛けることが少なかったツアー客だが、8月後半から大手旅行会社による関東や東北などからのツアー客が稚内入りし、3泊4日の日程で稚内や利尻、礼文観光をしている。
14日夕方、ノシャップ岬にはツアー客19人が立ち寄り、岬から見えた利尻富士を眺めていた。神奈川から訪れたという60代夫婦は「温度差が10度以上もあり、風も強く稚内は寒い」と話していた。
バスの運転手によると、今月に入ってから〝どうみん割〟を利用した道内ツアー、国のGoToトラベルを使用した道外ツアーも入り、多い時に1日4台分のツアーが入った時もあり「ツアー人数は少ないとはいえ、除々にだがツアーが増えてきているのを実感する」と話していた。