市立病院などで臨床実習 稚高衛看科の戴帽生
先週11日に戴帽式を終えた稚高衛生看護科3年生38人の看護実習が、市立稚内病院とこまどり病院で行われている。
病院での本格的な臨床実習は初めて。14日から両病院での実習が始まり、こまどり病院には10人の生徒が参加し、2~3人1組で入院患者1人を担当し体温や血圧測定などの基礎看護、食事の援助などに取り組んでいる。
25日まで実習する鎌田さくらさんは「患者さんとの関わり方を学び、基礎看護の方法を完璧にしたい」、牧元海里さんは「将来は小児科で働きたいと思い患者さんとの接し方を学び、頼りにされる看護師になりたい」と話していた。
三浦敏子看護科長は「患者さんや先輩看護師と接して色々なことを吸収してほしい。将来は稚内の看護の支えになってほしい」とエールを送っていた。