FDA 待望の今年初便飛ぶ 神戸から42人稚内入り
FDA(フジドリームエアラインズ)の今季初めてとなる稚内へのチャーター便が12日、稚内空港に到着し、工藤市長ほか観光関係者が乗客を出迎えた。
運航8年目となる今年は当初6月~9月まで全国29空港から122便運航される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で5月に全便運休が発表されていた。しかし、その後、感染に収束の兆しが見えてきたことから12日~17日までに神戸空港から2往復運航することになり、稚内や利尻、礼文を2泊3日で巡るツアー客77人が稚内入りすることになった。
神戸を出発し12日正午過ぎに到着したチャーター機には42人が搭乗し、工藤市長や中場稚内観光協会長、小野礼文町長ら関係者10人余りが到着口で出迎えツアー客に観光パンフレットほか、ホタテのミミなどの珍味が入った記念品など配り歓迎した。
便数が少ないとはいえ、今年もチャーター便が運航されたことに工藤市長は「コロナの影響でこちら側から中止をお願いしたが、FDA側から来年に向けて運航したいとの要請があり、運航して頂けたことに感謝したい」と話していた。
昨年小生が稚内で長期滞在時、FDAのチャーターフライトで数日間遊びに来てくれましたが、利尻礼文観光の方が殆どで、市内ホテル連泊フリープランの方は家人一人でした。利尻礼文もいいですが、この時期秋の始まりで、宗谷丘陵の奥や、先週記事に載っていた増幌の鮭遡上、さらには豊富方面の大規模牧場、オロロンラインからの落日など、観光の目玉はたくさんあるかと思います。レンタカー利用や、車が無い方へは、新しいい制度としてのライドシェアーでの観光など。ロングステイで楽しめるような観光策も必要なのではないでしょうか。稚内の市民の方が当たり前のことも、地方からの観光の方には目新しい事もあります。例えばパークゴルフ。市内から上勇知、沼川のコースを巡るなども楽しいかもしれません。宗谷本線継続のため、鈍行旅を組み合わせるなども・・・