母なる河川に還る 増幌川はここまでマス遡上多く
増幌川で遡上するマスやサケの姿が見られるようになり、上流では産卵のため必死に遡上する魚たちが自らの体を傷だらけにしながら命のドラマを繰り広げている。
今年の遡上は今月に入ってから始まったようで、未だ海水温が高いためか遡上する群れの数は少なく、河口から数㌔上流で7日夕方、傷だらけのカラフトマス20匹前後とサケ数匹が確認された。
川を遡上する途中、1カ月前の大雨で上流から運ばれてきた大きな木の枝と土砂が行く手を阻んでいるが、マスやサケはそれら障害物を物ともせず力強く水しぶきを上げジャンプし上流を目指していた。
今はマスが多くサケの遡上はこれからのよう。多い時には100~200匹以上の群れが一気に川を泳いでいく姿が見れるようになる。