クジラの骨など展示 北方記念館で今月末まで漂流物展

 北方記念館で今月末まで稚内の海岸に漂着した漂流物を紹介する企画展「海からの贈り物展」が開かれている。
 海の環境への関心を高めてもらおうと企画されたもので、浜勇知~東浦までの延長90㌔に亘る稚内の海岸に流れ着いた化石や外国のビン類、漁具など200点余りの漂着物が展示されている。
 遠い南の島から漂着してきたヤシの実や旧ソ連製のアルミの浮き玉、アオイガイというタコのメスが自分で作る貝殻、2年前に西浜漁港に漂着したミンククジラの骨の一部など漂着物が多数あり、担当のスタッフは「漂着物を通じて海の環境などについて考えてもらう機会にしてほしい」と話していた。

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