稚内漁協直営定置3100匹初水揚げ

稚内漁協市場に上場されたサケ

 5日、稚内漁協直営のサケ定置網の初水揚げがあり、市場に3100匹が上場された。
 8月30日に解禁され翌31日には声問漁協で初水揚げがあったが、他の稚内漁協建て網では数日後に網入れするも、シケで水揚げが遅れていた。
 5日午前9時過ぎ、ノシャップ沖に網を入れた第三開運丸が帰港し船倉から大量のサケを陸に揚げて2㌧トラックに何度も積み込んでは市場を往復していた。
 昨年の初水揚げは300匹余りで少なく、木村専務理事は「網を入れてからもシケで水揚げが遅れたことで増えたのだろう。初水揚げとしてはまずまず。型に関しては小さいものもあり、平均した目廻り(大きさ)は落ちる」と話していた。

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