アジアカーリング中止 コロナ禍でWCF決断

 世界カーリング連盟(WCF)は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、11月にみどりスポーツパークで開催予定していたパシフィックアジア選手権(PACC)2020稚内大会の中止を決めた。
 来年の世界選手権予選を兼ねていたPACC稚内大会は、11月7日~14日までの8日間、WCFに加盟するアジア地域の日本はじめ中国、韓国、オーストラリアなど10カ国から男女各10チームが出場。日本からは昨年、日本選手権で優勝した北海道コンサドーレ札幌(男子)と北見のロコ・ソラーレ(女子)の参加が予定されていた。
 1日夜にWCFから中止の通知を受けた日本カーリング協会の貝森会長は本紙の電話取材に「非常に残念なことですが、コロナの影響で日本への入国など難しい状況にあり、やむ得ない判断だと思います。コロナ終息後に稚内で開催されるよう願っています」と述べていた。
 11月にグランドオープンするスポーツパークのこけら落としイベントになるはずだったPACC大会の中止に表教育長は「稚内で初めての国際大会だったこともあり、非常に残念な思いだが、コロナの状況では仕方ない。国際大会はインパクトもあり、波及効果もあるのでチャンスがあれば再び誘致したい」と話していた。
 市ではスポーツパークのオープン事業について今後、別のイベントを検討していくとしている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です