時の話題 「健康不安説」

 今週始めの安倍首相が慶応大学病院に検査入院したとの報道を受け盟友の麻生副総理、甘利自民党税制調査会長の「休むよう進言した」などとの事を明らかにされたよう政府首脳はドタバタ劇を演じた。先月の人間ドックでの補足ドックかのような報道もあったが、写真誌「FLASH」の先月中旬号で「吐血したようだ」との報道もあり色めき立った。
 今年12月末で8年もの長期政権を担う安倍総理。腸の持病で途中で投げ出す格好になった前と同じ轍を踏まぬとの覚悟から〝アベノミクス〟という経済優先の政策を打ち出し株価を上げるなど日本経済回復に努めてきた。
 森友・加計問題、桜を見る会などでの言葉は丁寧でも市井の国民の心情に寄り添わない発言の数々には当方もほとほと諦観しているが、新型コロナ対策でも的を外し過ぎ、今の世論調査の支持率は30%に落ち込んでいる。
 以前、1年ほど総理を務めた御仁が「総理大臣という職務は1年が限度」と言っていたように一国のトップは激務そのものであり、よくまァここまで続けてこれたものである。
 腸の病気なら下血が普通だと思うも吐血となると話は違い、来年10月までの自民党総裁任期切れを前に風雲急を告げて来たともいえよう。
 翻って我が町の工藤市長はどうなのか。昨日、久し振りに背広姿でない姿を拝見したがコロナ禍によって出張できず体を動かさずにいるせいなのか、以前と比べると恰幅良くなっており気になった。
 余人をもって代えられない御身なので健康にはくれぐれも留意されること願っている。

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