資源増大期しヒラメ稚魚放流 今年は4回で17万4000匹
稚内漁協、市などで構成される宗谷管内栽培漁業推進協議会が19日、稚咲内漁港からヒラメの稚魚4万8000匹を放流した。
ヒラメの漁獲増加を目的に平成8年から行っているもので、今年は稚咲内での放流を始まりに今月28日まで勇知沖、東浦沖で17万4000匹を放流する。これまでの放流数は今年の分含め594万5300匹。
午前10時半、羽幌の栽培漁業振興公社で中間育成された体長6㌢の稚魚がトラックで稚咲内漁港に運ばれ、シケのため沖合での放流を断念したが稚内漁協職員、宗谷総合振興局職員ら20人が岸壁から稚魚を大海に放った。
20、21日は勇知沖で9万6000匹、28日は東浦沖で3万匹の稚魚を放流する。