時の話題 「大相撲観戦」
大相撲七月場所は終盤に入り白鵬と朝乃山の横綱と大関の千秋楽での相星決戦があるのか興趣が増している。
三段目の力士が死亡するなどコロナ禍により中止するかという事態も想定されるも相撲協会一丸となった感染防止策の徹底もあり枡席に1人(普段は4人)、塩かぶりの溜り席には観客を入れないという対策を取り始まった七月場所。注目力士は新大関の朝乃山で勝ちっぷりの盤石さは目を見張るものがあり不利な体勢になっても腰の抜群な安定感により勝ちを拾い、27日まで土付かず勝ちっ放しで来ている。
片や白鵬もかち上げなど乱暴な取り口を封印し横綱相撲をしているので、新旧大看板による相星決戦への期待が高まっている。
観客の応援の声が禁止され拍手で勝負を称える様子に一抹の淋しさはあるものの、好角家として毎日、相撲を見る楽しみには満足しており途中で中止にならぬよう願っている。
きょう入れあと5日間。看板の2人の力士だけでなく正代、御嶽海、炎鵬らの戦いぶりも注目され、幕尻とはいえ元大関の照ノ富士も目を離せない。
大相撲やプロ野球を観戦できるのも絶望的だった一時からは有難い事で、東京や大阪など大都会でコロナ感染者が増えているとはいえ一進一退を繰り返し以前の日常に戻って行くよう願っている。
コロナは経済ばかりか人間の楽しみ、命さえも奪ってしまう。さぞ嘲笑っていることだろうが、我々は負けてはならない。上前はねてやらねば。
朝が来ない夜は無いと信じ生活し働いていかなくてはなるまい。