災害強い地域づくり 宗谷地域総合開発期成会が振興局と開建に要望
宗谷地域総合開発期成会(会長・工藤市長)は21日、宗谷総合振興局、稚内開建に対し災害に強い地域づくりに向けた社会資本整備などを要望した。
国と道への要望事項として、国道の整備促進、宗谷本線の維持・存続に向けたJR北海道等への支援、重要港湾・稚内港の整備促進サハリン州との交流推進、再生可能エネルギーの導入推進、地方創生の推進や社会資本整備に係る予算確保など16項目。道への個別要望は防災対策の推進、エゾシカやトド・アザラシ等の被害防止対策の強化、道道の整備促進など9項目に加え、最重要課題として住民が安心して住み慣れた地域で暮らし続けられるよう医師確保を求める特別要望を行った。
文化センターで開かれた要望会で、工藤市長は災害に強い地域づくりに向けた社会資本整備が強く望まれています。新型コロナウイルスの感染拡大により地域経済に大きな影響が生じており、この難局を乗り越え、地域の産業・経済の更なる発展に繋げるため要望書に掲げた要望事項の実現に向けお願いします―などとの要望書を竹花賢一宗谷総合振興局長に手渡した。