イカ釣り漁船今年1隻目入港 稚内漁協市場に130箱上場
16日朝、今年初めてイカ釣り漁船1隻が入港。130箱を稚内漁協市場に上場した。
午前7時過ぎ、漁協前の第2副港に八雲町のイカ釣り漁船「第27勝宝丸」が入港。漁船からイカが入った発泡が陸揚げされ、漁協職員がフォークリフトで市場に運んでいた。
管外イカ釣り漁船は今年、昨年より2週間ほど早い入港で、漁業者は「大半の船は石川県沖周辺で操業し、今後はイカを追って北上してくるのではないか」と話していた。
昨シーズンは初水揚げがあって以降、夏場にかけては一隻当たり20箱前後の水揚げしかなかったが、今年は初日で100箱を超えたことから幸先よく、イカを買い付けに来た業者は「水揚げされたイカの型は小さいが、不漁だった去年と比べ初日に100箱を超えたのは良いスタートなんじゃないか」と漁が本格化することに期待を寄せていた。