修復後初の一般公開 赤れんが通信所 18、19日午前10時から

 恵北にある稚内赤れんが通信所が18、19の両日午前10時から一般公開される。
 通信所の保存活動などに取り組む稚内市歴史・まち研究会(富田伸司会長)は、8年前の大雪で屋根の半分が崩落したB棟の復元に向け、昨年、太陽財団から1000万円の助成を受けて、がれきの撤去や鉄骨による壁の補強、望楼部分の補修を終えた。
 今年は崩壊防止と望楼周辺の屋根復元に向けて、昨年11月1カ月間でネットを活用し資金の協力を得るクラウドファンディングや地域からの支援金など合わせて約300万円を改修費用に充て、5月から2カ月間、屋根の修復作業に着手し、望楼下側に赤い鉄板の屋根を取り付け、一部の窓と正面、側面の2カ所に扉を設置した。
 今回の一般公開では修復状況などを見てもらう。両日とも午後4時まで公開する。

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