時の話題 「反転攻勢の時が」

 コロナ禍で地団駄踏むばかりだった我々にも反転攻勢の好機が訪れてきたか。昨日の小紙記事から市長が2月下旬以来4カ月ぶりに稚内を離れ札幌に出張し、官庁や会社のトップが集まる三水会も今月15日に5カ月ぶりに開かれることになり、鈴蘭幼稚園では運動会も。日常を取り戻しつつある。
 6月中頃からは夜の街に出る人達も増えてきているそうで、一時は絶望的ともいえる諦めが蔓延していた飲食業の人達にも笑顔が戻ってきたよう。
 首都東京の連日三桁感染者は気懸かりだが、感染者ゼロの日が続いている札幌の状況もあり、道内市町村にも八方塞がりから脱け出し希望も見えてきた。
 奸計を駆使するコビット19(新型コロナウイルス)を打ち負かすには未だ時間が必要なものの、有効な対策を打てる余裕も生まれつつあり曾つての絶望的な日々からは解放されつつある。
 体も心の傷も時間がくれば癒されるが、これまで亡くなった世界中の50万人の人々は戻ることがなく残された遺家族の悲しみを思う時、甘い心はかなぐり捨て感染防止に努めなければならない。
 とは言っても何時までも家に閉じ籠ってばかりはいられない。コロナ前の日常の完全復活は難しいだろうが、今できることは履行して行かなければならない。
 籠っていても生活できる人はいいが、時間給などの雇用の人はリスクを冒してでも外に出なければ御飯が食べれない。密だなんだと言ってるうちは何らかの庇護がある人で本当に困窮する人はそれどころでないはずだ。

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