コロナ終息を願う 北門神社本殿で例大祭の神事営む

 北門神社で5日、例大祭の神事と疫病鎮静祈願祭が営まれ、参列者は地域の発展と新型コロナウイルスの早い終息を祈った。
 コロナの影響で5日の神輿渡御や6日の海上渡御などが中止され、今年の例大祭は神事のみとなり、4日夜の宵宮祭は神職のみで執り行った。
 本殿で5日午前10時から行われた例大祭の神事には、総代会役員や奉納団体の五十鈴会、来賓の工藤市長や岡本市議会議長ら40人余りが参列し、神職からお祓いを受けたあと、山本泰照宮司が地域の安泰と発展、新型コロナウイルスの早い終息を願う祝詞を唱え、参列者は玉串を捧げた。
 神事終了後、総代会の風無成一会長は「コロナの影響で例大祭は神事のみとなり、感染症が拡大して半年が経ちましたが、このまま終息に向かうことを願い、11月の新嘗祭は平常通り行えることを望みたい」と挨拶。山本宮司は「露店や神輿がないお祭りでお子さんたちが寂しい思いをしている。ウイルスが早く終息して平常に戻れるように祈りました」と話していた。

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