建材、麺などサハリンへ 定期航路利用促進協 チャーター貨物船第1船
稚内・コルサコフ定期航路利用促進協議会による稚内~サハリン間貨物船チャーター事業第1船への積荷作業が6日、稚内港国際ターミナルで行われた。
サハリン貿易振興事業として昨年度は4回実施し、建築資材や食品など62㌧を運んだ。今年も協議会が事業主体となって来年2月まで5回実施する計画。
使用されるロシアの貨物船(500㌧)がコルサコフ港から6日朝、国際フェリーターミナル南岸壁に着岸し稚内からの建築資材、旭川からユジノサハリンスク市にあるラーメン店で使用する200食分の麺など500㌔が船積みされた。
出港は午後3時過ぎを予定しコルサコフ港に向かう。
新型コロナウイルスの影響でサハリンでも経済活動が落ち込んでいるため業者と商談ができず第1船目での輸出は諦めたという北友ストアーの吉川勝社長は「次回(8月)にはメロンなど果物類を輸出したい」と話していた。