中央小など土曜授業実施する 港小ではごみ拾いも
新型コロナウイルスによる休校で今年度の授業日数が減っている市内小学校の一部で4日、土曜授業が行われた。
分散登校を挟みながら2カ月近い休校が続いた小学校では年間に必要な授業日数が足りなくなっており、行事を減らし授業に充て、夏休みを減らすなど日数確保に四苦八苦している。
4日、市街地の小学校のトップを切り中央小と港小で土曜授業がスタート。港小では通常の授業に加え、北門神社例大祭前の恒例行事である清掃活動も合わせて行われた。
初めて土曜授業をした5年生の上原丈宗君は「友達と1日多く会えることが嬉しいです」と話していた。
公立学校の週5日制が導入される前の平成14年以来の土曜授業に中村教頭は「土曜授業や夏休みを減らしても今年度の日数はぎりぎり。これ以上、休みが増えることになったら厳しい」と話していた。
いずれの小学校でも今年度中に土曜授業を数回予定している。