消防署が動画で救急講習 コロナ禍に対応し
稚内消防署は、新型コロナウイルス感染症に対応した心肺蘇生法などの手順を学ぶ動画を作り、ホームページで公開している。
コロナの感染拡大を受け、8月末まで市内の事業者や団体などへの救急法講習を中止している消防署では、自宅でも救急法が学べるようにと、心肺停止患者を救急車が到着までの間に救助する流れを解説した4分8秒の動画を作った。
動画では▽屋内の場合は部屋の窓を開けるなど換気をする▽胸骨圧迫などの応急手当の際は、大量のウイルスが空気中に飛ぶため、開始前には感染防止のため口・鼻を布やタオルで覆い、ウイルスの拡散を防ぎ人工呼吸は行わないようにと説明している。
コロナが終息するまで動画を活用し救命活動を実施してほしい呼び掛けている。