きょう〝吊るし雲〟出現 利尻島から点々と
12日、利尻島付近の上空に〝吊るし雲〟といわれる変てこりんな雲が出現し、写真に撮ろうと夕日が丘パーキングに市民らが訪れていた。
上空の風が強く湿った空気が入り込むなどの条件が揃った時に見られる気象現象で、雲が殆ど移動せず空から吊るされているように見えるため吊るし雲と呼ばれる。
稚内地方気象台によると、12日は南西寄りの強風が利尻島を越える過程で風下に吊るし雲が発生したという。
12日午前中、夕日が丘パーキングから幾つかの吊るし雲が見られ、不思議な形をした雲が時間とともに形を変える様子を眺め写真撮影する人がいた。
札幌から訪れたという男性は「すごい形の雲で驚きました」とスマホで写真を撮っていた。