時の話題 「きょう芒種」

 水ぬるむ6月を迎えきょう5日は二十四節気の「芒種」。芒のある穀物を播く時期がやってきたというのに今年はもとない。
 冬濃い2月からのコロナとの確執は緊急事態宣言、そして解除を経て平常を取り戻しつつあると思った途端、東京都庁が赤く染まり2次感染の恐怖が現実味を帯びてきている。
 北九州市でも2次感染のような拡大がありまた元に戻ってしまうのかとの危惧あるも、筆者思うに今は再び爆発的な感染者が増えることはなかろう。今、感染者が増えているのはPCR検査など検査体制が充実してきたためではないのか。
 100年前の同じくパンデミック(世界的大流行)になったスペイン風邪を繙けば2次感染は最初の流行から半年後の秋口に起きており、コロナも2次感染があるとすれば涼しくなる頃になるのではないか。
 ただ、この予想は専門家でも何でもない書き屋が御託を並べるレベルと思ってもらえばよい。
 全国各地で6月に入り施設の休業や営業自粛が解除され稚内でもほぼ全面解除の状況にあるが、昼は兎も角、夜は居酒屋、スナックなど行くのをためらう様子見の市民がいる。しかし、これも時間が経てば徐々に人出は戻って行くことだろう。
 8月上旬のみなと南極まつり始め夏のイベントが中止(白夜祭は開催可否先送り)となる中、9月6日のわっかないマラソンはどうなるのか。関係者によれば近く開催するか否か結論を出したいとしているが、〝密〟になり参加者の移動問題もあるなど障害があるのは確かだ。

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